今の時代、共働きの家庭は6割を超えています。
昔のように年功序列の制度も少なくなってきて
バブルが弾けてからの不況の中
お給料も思ったように上がらない人もいると思います。
専業主婦世帯は年々減り続け
夫婦が共働きをして共に家事をするのが
当たり前の時代に突入しています。
二馬力じゃないとなかなか難しいご時世
家事の分担化は共働き夫婦にとって必要です。
「イクメン」や「家事メン」という
言葉も新たにでてきて
育児や家事をする男性はカッコいい！
そんなことも言われたりします。
でも！！
実際は本当に分担できてるのでしょうか？
協力しあって
家族みんなが快適に暮らせる家事分担のコツ！
実体験をもとに紹介していきたいと思います！
共働き夫婦の家事分担の実態は・・・
ある調査では妻の88.6％が
「自分が7割以上の家事を負担している」
と答えています。
一方で同じ質問を夫側にした場合
「家事を３割以上行っている」と答えた人が
27％いました。
夫婦間の間に少しズレが生じています。
さらに！
妻が家事の９割担っている
と考える人がもっとも多く
夫の認識でも妻の方が分担の比重が重いと
思っているようです。
そう思っている比率が夫76%に対して
妻91%と15%以上の認識の誤差があり
この場合にもズレが生じていることがわかります。
家事分担する上での不満点
ではどうしたらお互い気持ちよく
家事分担できるのでしょうか。
一般的に妻が思う不満点を出してみましょう！
妻の不満
一つ目は
旦那さんが家事全体の把握が
できていない
ということです。
よく目につくような
「掃除や料理などはやっているよ！」
という旦那さんもいると思います。
しかし「名もなき家事」
というものも家庭の中にたくさんあり
例えば洗剤ボトルの詰め替えや
ペットボトルのラベルと
キャップをとって洗って乾かしたり…
そうゆう細々したものが
家事の時間の比率を上げているのです。
旦那さんが知らない間に
奥さんがやってくれていること
がほとんどだと思います。
なのでいつも通り家事ができるのは
そういうことを
“事前に奥さんが
してくれているんだよ”と
気づいてほしいのです。
2つ目はこだわりです。
こっちが希望していたことと
ズレているとモヤモヤしますよね。
完璧にお互いの思うようにしないと
ダメだとは言いませんがお互いの
妥協点を作った方が上手くいくと思います。
3つ目は
言わないとやってくれないことです。
そもそも個人で気になるポイントが違います。
「なんで気づかないの？！」と
思うこともあると思いますが
言わないと相手もわかりません。
私も主人に散々言ってきましたが
元々そこに意識がいっていないので
気づくこと自体無理だと
言われたことがあります。
確かに違う人間なので
同じように考えるのは無理がありますよね。
やってほしいことは
しっかりと言葉で伝える
ようにしましょう。
共働き家庭の家事分担のコツ
家事をリスト化する
オススメは家事のリスト化です。
「名もなき家事」を含めた
全ての家事をリストにしてみてください。
表でも箇条書きでも大丈夫です。
思いつくもの全部書き出しましょう。
さらにその家事の内容・頻度や
かかる時間も細かくかいておけば
分担を決める時の参考になります。
これをすれば
こんなに家事ってあるんだ
と再認識できるし
分担しないと大変だと
思ってくれやすいです。
それから
絶対譲れない家事ポイントがあるものは
それぞれ責任をもってやりましょう。
一度分担を決めることで
「やるの忘れてるよー」
と声掛けしやすいし
決まった家事をすることで
逆算してどれくらい時間がかかるか
把握もしやすくなります。
その結果
自分のために使える
時間も増えるので
お互いハッピーですよね。
さらにお互いストレスなく
家事をするのが一番なので
分担が決まった家事をやるからには
その人の家事の仕方を
認めないといけません。
うるさく言わないこと。
これが相手にとっても楽だし
自分も神経質にならなくて済むので
ある程度できていたら
オッケー！のスタンスでいましょう。
女優になる
これは私が実践している
個人的なやり方です
もし分担した家事をやってなかった時に
女優のように演技をして
下手に徹して家事をするように
促したりします。
たとえば早くお風呂掃除をしてほしい時
ミュージカル女優ばりに身振りを大きくして
「♪早くおふろを～あらって～ほしい～！」
と踊りながらやったりします。
これをやると相手は嫌な気持ちにならずに
家事をしてくれる率がかなり高いです。
お子さんがいればみんなで大爆笑できるので
家庭内が和みますよ。
そんなこと恥ずかしくてできない！
と思われる人もいると思いますが
普通に注意するよりも
誰も嫌な気持ちにならずにすむので
いい作戦を思いついたなと我ながら思います。
最初は抵抗があると思いますが
やってみると本人も楽しいので
ぜひ騙されたと思って
やってみてはいかがですか？
プロに頼む
金銭的に余裕がある家庭では
家事の代行サービスや
ミールキット、食材の宅配などオススメです。
家事の代行サービスは
プロの仕事を間近で見れるので
今後の家事への参考にもなりますよ。
ミールキットは
材料が揃っているのはもちろん
食材を切ってくれたりしているし
味つけも簡単なので
バタバタしてる時にあれば重宝します。
外食より安くできたりするので
家で普段の手料理とは違ったものが
食べられて新鮮です。
私は食材の宅配サービスを
受けていますが
スーパーに行かなくても
自宅で好きな時に注文できて
買い物の手間も省けますし
重い荷物を待たなくてもいいので
すごくありがたいです。
スーパーに行くと
余分なものまで買ってしまうので
節約にもなりますよ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
家事は少しくらい
さぼっても大丈夫です。
あんまり家事も子育ても
完璧にしてしまうと
ストレスが溜まって
心も体も疲弊してしまい
病気になったり
喧嘩ばかりしてしまいます。
大切なのは話し合いと
思いやりの心です。
家事・子育ては毎日のことなので
お互いのことを考えながら分担すれば
きっとうまくいくと思いますよ。
