数々の節目にある行事の中で最初に迎えるお宮参り。
お子さんの健やかな成長を祝うものです。わからないことがたくさんあって産後間もない時期にいろいろ調べるのは大変ですよね。
どんな服装をすればいいのか？ルールなどはあるのか？
ご紹介していきたいと思います。
お宮参りとは
お宮参りは鎌倉時代からあったといわれています。神社に参拝する今のやり方は室町時代からだそうですよ。本来は、生まれたばかりの赤ちゃんを新しい氏子としてその土地の氏神様にお祝いされるという意味がありました。今では、赤ちゃんが無事に産まれたことに感謝し長寿と健康を祈る行事として行われています。
お宮参りはいつしたらいいの？
地方によって違ったりしますが一般的に男の子は生後31日目、女の子は生後32日目と言われています。
その時期が真冬や真夏など赤ちゃんの負担になるような時期は避けて生後3か月以降にする家庭も多いようです。祖父母も一緒にお祝いするなら相談して決めたほうがいいです。
堅苦しく考えずにみんなの負担が少ないように時期を考えましょう。
どんな服装で行けばいいの？
特に決まり事はありませんが、赤ちゃんより目立たないようにしましょう。
お宮参りの主役は赤ちゃんですからその子が着るものに合わせて選んでください。
一番覚えていてほしいのはお宮参りの写真は一生残るということ。
お子さんにとってもご両親にとっても一生に一度の思い出にも残るのでしっかり準備してむかえましょう。
男性はスーツが一般的で、女性はお着物やスーツ・ワンピースから選べます。
さらに産後間もないママの体調のことも考えてお腹周りにゆとりがあったり授乳しやすいようなデザインのワンピースやスーツを選ぶことをオススメします。天気や気温の変化もあるので別に羽織るものをもっていっても大丈夫ですよ。
もし両家の祖父母も一緒にお祝いするなら事前に打ち合わせは必須です。
着物のほうが格式が高いといわれているので、どちらかだけ和装だともう片方の祖父母があまりいい気分ではないと思います。そういったことも考えて選んでみてください。
特別な日を演出するにはこんなサービス使うのも1つの手ですよ！着付けもしてもらえるので！
NGな服装は？
決まり事はありませんが、神聖な神社で行う行事なのであまりふさわしくない服装もあります。カジュアルすぎる服装は避けましょう。
普段から着ているような楽なジーンズやＴシャツ、スウェットなど着心地はいいのですがふさわしくありません。
露出が多い服装もダメです。産後の身体を冷やすと大変ですし派手な柄だと誰が主役なのかわからなくなります。
それと、胸元にブローチやスパンコールなどついていたりすると赤ちゃんを抱っこした時に肌を傷つけたりしてしまうかもしれません。あまり派手なアクセサリーはつけずに丸みのあるデザインやパールなどシンプルなものをつけましょう。もちろんアクセサリーはつけなくても大丈夫です。
さらに！！靴選びも重要です。
パンプスを選ぶのであればヒールが5ｃｍ以下のものがオススメです。
抱っこしたまま転んだりするとどちらも大怪我したりする可能性もあります。さらに足首にストラップがついてたりすると脱げないので安心ですし安定感も増します。
そういった靴を一足持っているだけでこれからのセレモニーシーンで使えるので買っておいても損はないですよ。黒やベージュなど無難な色を選びましょう。
和装
なかなか現代では着物を着る習慣がないので、着たい人もいるんじゃないんでしょうか。赤ちゃんとママが和装だとグッと雰囲気が上がります。
私も第一子の時は着物を着ました。気持ちが引き締まって「日本人に生まれてよかったなあ」と思った記憶があります。
ですが注意点もあります。
一つ目は着付けとヘアメイクに時間がかかるのと、その分のお金もかかります。
自分でできればいいのですが最近では美容室でしてもらう人の方が多いので朝早くからしてもらわないとだめだったりします。なのでお宮参りまでの時間に間に合うように余裕をもって支度しましょう。
二つ目は、授乳中の人も多いと思うのですが、一度着崩すと素人では綺麗に元に戻せないので長時間着ていられないことです。私もその日だけ哺乳瓶でミルクをあげようと思っていたのですが胸がパンパンに張ってきて痛くて痛くて・・・たまらず胸元をむりやり開けて授乳しました。綺麗に直すことができず参拝した後はすぐに脱ぎました。
なかなか着れないのでもう少し着たかったのですが長時間はきつかったです。なので、そういったことも考えて和装は選んでくださいね。
洋装（ワンピース、スーツ）
一番人気があって気軽に着れるのがワンピース。
和装と違って動きやすいし、軽いのでオススメです。
色はネイビーやグレー、淡い色味のベージュなど多いです。一度買っておけば様々なフォーマルシーンで使えるのでコスパもいいですね。
デザインは派手すぎないものを選んでください。最近では授乳口がついたものもあるので下からめくってあげなくても大丈夫なタイプもありますよ。
足元はパンプスを合わせると思うのでストッキングを履くのを忘れないようにしましょう。こちらもベージュが無難でオススメですよ。
スーツならお腹周りを締め付けないサイズを選びましょう。出産前に着ていたものだとまだ体型が戻ってない可能性もあるので事前に履いてみて確認しておきましょう。
当日にサイズがあわないことが発覚して慌てて家中着れそうな洋服を探した記憶があります・・・そういったことがないようになんでも確認する必要があります。
お宮参りは一生の思い出
お宮参りは赤ちゃんにとって記念すべき最初の大切な行事です。そして先ほども書きましたが思い出も写真も一生残ります
周りの人と相談しながら思い出に残るように準備はしっかりとして最高に素敵なお宮参りができたらいいですね。
