子供の教育費って一体どれくらいいるんだろう…
いつまでにどれくらい必要なの?
漠然と教育費に不安を抱えている人は多いはず!
昔と比べるとお給料が年齢とともに上がるなんてことは当たり前じゃなくなってきました。
さらにIT化が進んでロボットが簡単な仕事をするようになるし外国人が安い労働賃金で雇われたりするので将来能力が高くないとなかなかいい就職先に恵まれないかもしれません。
なので親心としては子供が困らないようになるべく教育にはお金をかけてあげたいですよね。
そうなると一体どれくらいまでお金をためればいいのかちゃんと把握して備えてあげましょう。
大学まで行かせるにはいくらかかる?
教育費は子ども1人につき1000万~2000万円かかると言われます。
ですがこれは1度に必要な額ではないのできちんと出費を計算できていれば不安も少なく済むでしょう!
入学入園時に多少のまとまったお金は必要になりますがあとは毎月の授業料の支払いやちょこちょこと文房具代や参考書などその都度かかるお金なので一気に払う必要はないのです。
なので高校までの教育費の半分以上を占める授業料などは毎月の家計から支払うことが多くまとまったお金が必要なのは入園・入学などのタイミングだけなのです。
入園・入学にかかる金額は公立か私立かで違いますがおよそ10万~50万円程度とみておいていいと思います。
それぞれの成長でかかる教育費
ここ最近では教育に対する無償化が進んできています。
幼稚園・保育園
3~5歳児クラスの幼稚園や保育所、認定こども園等に通う子どもの施設の利用料は無料になりますが月額2万5,700円が限度なのでそれを超えた分は保護者の自己負担になります。
それ以外の0~2歳児クラスの保育所等に通う子どもの場合は住民税非課税世帯の子が無償の対象です。
小学校・中学校
もちろん義務教育ですので無償です!私立に行かせたい場合はそれそれ調べた方がいいでしょう。
高校
公立・私立問わず支援金がもらえるので実質無償で授業が受けれたり負担が減ったりします。
年収約590万円未満の世帯の場合年間39万6,000円が支給されます。
これは私立高校の授業料と同じくらいなのでかなり負担が少なくなって選べる学校の幅も広がりますね。
しかし、年収590万円以上910万円未満の家庭の場合は年間11万8,800円の支給になります。差額は各家庭が負担しないといけません。
大学
それでは一番お金がかかる大学費用はどれぐらいなんでしょうか。
大学4年間の平均額をみていくと
- 国立…約243万円
- 文系私立…約386万円
- 理系私立…約522万円
- 歯学・医学系…6年間いく必要があるので2000万円以上
国立と歯学・医学系の差は1700万以上あります。さらに交通費や家を出るなら生活費や下宿代など授業料以外にもかさむ費用があります。
こうみるとかなり不安になりますが早めに備えておくのにこしたことはありません!
教育費をためる方法
それでは教育費の基本的な貯め方をご紹介します。
教育資金を貯める方法は
- 預金(貯金)
- 保険
- 投資
の3つの方法があります。
預金(貯金)
銀行の定期預金などお金が減る心配はないですが低金利時代の今のままではお金はほとんど増えません!
1,000万円以上の教育費を貯めるのであれば定期や積立だけに頼るのは厳しいと思います。
基本的に積立は教育資金を貯めるための一つ目の手段として利用してほかの方法も併用するのがいいと思います。その積立を生活費と一緒にして使わないように自動的に引き落とされる一般財形や自動積立貯金など利用すると使う心配もないのでぜひ活用してください。
保険
学資保険が一般的に多いと思いますが単に教育費を貯めるだけでなく保険がついた商品です。
たとえば契約者が病気になったり死亡したりした場合に学資保険の種類によりますがいろんな補償が受けられます。それ以降の保険料が免除になったり死亡保険金が支払われるなどがあり入った保険ごとに特徴があります。
また学資保険には貯蓄性が高い商品だったり保険の内容が充実した商品があるので加入する時には十分に内容を理解して確認してください。
昔と比べて最近の学資保険は払ったお金より満期時の方が少ない金額になっていたりして損をする場合もあります。保険に入るのならなるべく子供が小さいうちに入らないともっと損をするので早めに検討してくださいね。
投資
積立や保険は確実に貯められますがお金を増やすことはできません。
そこでぜひ考えてほしいのが「投資」です。
毎月貯めている教育費の一部を投資に回すことで確実に貯める資金と投資して増やす資金の2本立てにすることがポイントです。
毎年40万円の投資ができる「つみたてNISA」は最長20年間非課税で運用できます。各銀行や証券会社が決めていくれている銘柄を買うので初心者でも選択が難しくありません。
さらに「ジュニアNISA」はつみたてNISAのように指定された商品だけでなく上場株式を含んだ購入ができるので年間80万円まで非課税で投資することができます。
注意するのは投資期間が5年とつみたてNISAよりも短くて子どもが18歳になるまで払い戻しできない条件があります。もちろん投資には元のお金が減るリスクもあります。
そこが不安な部分だと思いますが個人的には投資を長期ですることがポイントだと思います。
世の中の情勢で上がったり下がったりしますが長期でもっておくことによって様々なリスクが少なくなっていき元のお金より少なくなるリスクが減ります。
大学までに貯める分としておけば20年間非課税で運用できるので投資初心者の方もぜひチャレンジしてみてください。
私もつみたてNISAにしていますが今のところ心配するようなことにはなっていないのでやり続けようと思っています。
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お金の不安がない人はほとんどいないと思います。
ですがそれを小さくすることは個人の努力次第ではないでしょうか。
個人的に思うのは早めに行動することです。
どうやったら教育資金がちゃんと貯められるのか?親自身が勉強して行動に移せるかにかかっていると思います。この他にも方法はありますがご自分に合った方法で資金を貯めて子供がたくさんの選択肢から選べるようにしてあげたいですよね。
きっとそれはどんな親御さんも一緒の気持ちだと思うので不安を解消するためにも実際に必要なお金を把握して進学する直前になって焦らない様に準備しましょう!